NMR法 (Nuclear Magnetic Resonance method)NMR法とは、NMR(Nuclear Magnetic Resonance; 核磁気共鳴)を利用した物質の三次元(立体)構造を決定するための実験的な手法の一つです。 NMR法では、磁場に置かれた物質の中で検出可能な原子核1H、13C、15Nなどの空間的な距離を求めることにより、その物質の三次元構造を決定します。タンパク質の立体構造や、タンパク質に低分子化合物が結合した状態の三次元構造(複合体構造)を決定するために使用されます。タンパク質や複合体の構造決定において、NMR法でより精度の高い結果を出すために、天然の存在比率が少ない13Cおよび15Nを組み込んだタンパク質を作ることが重要なポイントになります。 |